2014年 02月 06日

かいけつゾロリ・ドイツ編

日本人学校の図書館にて、毎週日本語の本をあれこれ借りている息子コージですが、中でもダントツな頻度なのが「かいけつゾロリ」
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「またゾロリ~?」

読み聞かせする私も、いい加減飽きています。

でも文句を言いながらその実、読んでいる私の方がそのどうしようもない展開に思わずつい、笑ってしまう・・。 今たしか53巻? 日本に帰ると毎回数冊買わされます。

なぜ、これほどまでに小1男子を引きつけるのか??

1)忍者、海賊、かいじゅうなど、男の子の興味を網羅。
2)おなら、うん◯など下ネタ満載!
3)だじゃれやクイズ満載、言葉遊びが多い。
4)擬音語、擬態語(オノマトペ!)も多し。
5)日本の大衆文化や最近の流行について学べる。
6)カレーライス、ラーメン等、日本の(主にB級)食文化への憧れを植え付ける。
7)これらのネタをもとに日本人学校にて盛り上がること可能。

たとえば、

「ジュースを飲むのは自由っす(~っす)」

「いぬのおうちはワンルーム(ワンルーム)」

など、だじゃれ遊びだけでなく、口語日本独特の言い回しを学べるところがいい! 子ども同士の普通の会話というのは、普段は母とのやりとりのみという日本語環境では、なかなかむずかしい。

それと、義理チョコと本命チョコの違いは?とか、大食い選手権とギャルツネ(笑)など、作者の原ゆたかさんが書かれた時点での日本での季節もの、トレンドものを話の中に盛り込んでいるので、それらをビミョーな、いや時にはかなりの時差にてですが、キャッチアップできるのです。

知らなくても全く困ることはないですが、でも知っていると楽しい! 

こういうゾロリ本を読むことで、コージの中で

日本という国はおもしろい!

「日本の食べ物はおいしい!!」

「はやく日本に行きたいっ〜」

というように、

日本に対しての 憧れの気持ち

が限りなく増すようで、ということは日本語習得のためのモチベーションづくりにかなり貢献している、ということですか。
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写真は数日前に一気に書き上げた、

かいけつゾロリ「ドイツ」シリーズ「ピストル大さくせん」。

以下一部、抜粋。

どのシリーズでもそうだけど、ゾロリがくだらないうたをうたっていると、(バーン)という音がしたのです。ピストルが音を出したのです。

かいけつゾロリにへんしんすると、ながいじかんをかけてピストルであそびました。「ニヒニヒおれさまがピストルをもって(いることを)しらないだろうニヒニヒ!!」

ゾロリがつぶやくと足もとにてがみがおちていました。さて、てがみの下になにがかくれていたのでしょう。(中略)かみくずにかいてあったのは、ピストルのせけいず(設計図)でした。

・・・以下略。
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このかいけつゾロリ、ご存知のように「三度笠」に縞の合羽という格好で登場してくるのですが、これに多いに影響されて、忍者装束と同じくらいよくやっているコスプレが、(丸いクッションを頭に固定した)三度笠ルック(写真・略)です。

日本語学校の宿題作文は大嫌いですが、こういう好きなものなら延々と書けます。こうしてみると、冗談ではなく、海外に住む日本人の日本語および日本文化継承にかなり役に立っているなあと改めて思いましたよ。

いや、思ったよりもお世話になっていました = かいけつゾロリ。

あまりいやがらずに読んであげようかな。


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by dksh_okys | 2014-02-06 20:10 | コージの日本語教育


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