2014年 07月 13日

ギフテッドの友だち関係

僕を見たら、Kが逃げるように去って行ったんだ・・

先日日本人学校が終わった後に迎えに行くと、息子が半泣きで私の元に来ました。
d0002471_22393359.jpg
あとでKくん母と話しましたが(コージが青い顔をしていたので心配になって電話をくれた)、Kくんとしてはそんな深い意味はなく「ちょっとめんどくさいなあ」くらいだったのでしょう。

どうやら、コージの強い思いが周りにも自分にもストレスを与え、よくないように回ってしまっているのかな、と。

明るくて面白くてみんなから好かれるKくん。7歳の子どもですしその時の興味に応じて他の子と遊んだり一人になりたかったりで、いつもコージとだけというのはそりゃあ無理な話です。

でもコージは違うのです。これぞと思った相手に、

全身全霊で (笑)対したい

以前に(中途半端に)紹介したJenseits der Norm...で、まさにこの部分について書かれたところ(Freundschaften (= 友人関係))がありました。ギフテッドアダルトについてですが、子どもにも当てはまると思いますので、かなりの意訳ですがちょびっと紹介したいと思います。間違いに気がついた方がいましたらご一報!

----------------------

ギフテッドは友人に対しても、(自分がそうであるように)深くて密度の濃いやりとりを無意識にもとめてしまう。そうした自分の思いの強さに対して、ネガティブな反応が多かったという過去の経験から、ギフテッドは人間関係においても、ちょっとしたことに敏感に反応すぐに懐疑的になってしまう・・・

グレン・クールドピカソがまさにそうであったように、ギフテッドは、長い時間をかけて培った大切な人間関係を、相手のほんのささいな一言によって一瞬のうちに完全に断ち切ってしまうということもよくある。

しかし彼らが、こうした強い感受性や他人に対する要求度の高さを否定的にとらえて、他人に合わせすぎたりするというのは、自身への不満や緊張が増してしまう。

だからギフテッドに大切なのはまず、

ギフテッドである 自分をよく知ること」。

ギフテッドであることの特異性について
自分が何を望んでいるのか
自分の持っている能力や可能性
陥りやすい危険性
そしてギフテッドが人間関係を築く上での傾向

などを、自分自身でよく認識し理解すること。

そのことこそが実は「自分以外のギフテッド」を理解することにもつながり、結果的に彼らが共に切に求めている、

表層的ではない豊かで深い人間関係」を、

ギフテッド同士で 築くことができるのだ。

----------------------

自分のことを肯定するためには、まずギフテッドである自分の特性を知ること、そうすることで人間関係をよりスムーズに運ぶこともできるかもしれない。そしてその上でやはり、ほかのギフテッドとの交流が欠かせないものでもあるんでしょうね。

大人でもそうですけど、子どもだって一人では淋しい。特にこれからは複雑な思考や感情がさらに増えてくればくるほど、家族だけでは満たされない思いというのはだんだん強くなりましょう。

そういう時の苦しい思いを理解できるというのは、やっぱり同じような深さや密度を求めて四苦八苦した経験のある人かもしれません。

また、そういう存在が一人でもいることで、実はほかのの関係もスムーズにいくこともあるんでしょう。自信につながって余裕も出てくるかもしれませんしね。

今朝息子にも、彼の友だちに対する思いの強さなどは決して特殊なことではないこと、でも友だちの気持ちやペースも尊重しなければね、と話しました。そして悶々とした2週間を過ごした後の今日土曜日、また二人は「親友」に戻って仲良く遊んでいたようです。

ところで写真は、英国式長屋住宅のステキな前栽。

ドアまわりの生き物のような木(生き物だけど)に思わず引きつけられました。改装中(←ほぼ半永久的)のクレアのビクトリアン様式長屋もステキだったけど、写真を撮るのを忘れちゃいました。また次回。


↓↓ギフテッド情報満載のサイトです
にほんブログ村 子育てブログ ギフテッドチャイルド育児へ
にほんブログ村
[PR]

by dksh_okys | 2014-07-13 03:57 | 悩み多き友だち関係


<< ギフテッドの強い感情移入      イギリスでの日々。 >>