カテゴリ:ドイツの小学校で。( 5 )


2014年 06月 19日

〜海のそこのモンスター〜 さく・え/コージ

ドイツ語で書いた息子の本(Monster der Tiefe)が完成しました( )。学校ではまだ、
アルファベット全部を習い終わっていない 」段階でのこういう課題に驚きましたが、
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身近な出来事を文にして・・というステップを通り越し、(めんどくさいことは抜きにしていきなり「本」という完成形にさせるのって、実は子どもも楽しいし興奮するようです。

課題としては、白い紙4枚(なので全部で8ページ)を子どもたちに渡し二つ折りにしてホッチキスで止めさせ、そこにストーリーを書いたり絵を描いたりして本の体裁にする、というものだったようです。
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息子は(いつものように)文句をぐたぐた言いながらも、その実、結構ノリノリで制作にあたり、2日くらいかけて完成させました。でも種を明かすとですね、つい最近まで「暗闇から出て来る気がして怖い〜」と恐れていた、BBC制作のモササウルスDVDを元ネタにしてます。

これをつくるに際してあらためて観たわけではないですが、もう何度も観ているので、内容もほとんど覚えてます。

なので、ストーリーをつくったとは言えませんが、まがりなりにも文を書きイラストも添え、それを冊子の形で完成させた!という事実をたっぷり褒めてあげました。

もちろんスペルミス(スペルがわからない場合は発音通り書く←あとで夫が訂正)もたくさんあったのですが、この際まあ小さいことです(笑)。


Monster der Tiefe  〜海のそこのモンスター

海にすむハ虫るいで 一ばんこわいのは、モササウルスだ。
かれは 目の前でうごくものは ぜんぶ食べてしまう。

ある日、モササウルスを見た。
えものをつかまえるために 
モササウルスは 海のふかいところへもぐった。

りくにすむ動物で 小さいものは たったの3メートルだけど、
ふかい海のそこにすむ動物は やく20メートル。
かれらは 水の中で そのままねむる。

モササウルスは 1日に1トンものえさを食べる。
食べのこったものはかくし、そのばしょに しるし をつけておく。

モササウルスが こうげきをしかける時は
ひれを できるだけ広げる(イラストは ↓ )。
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海にはしょくぶつや石や魚がいるが、
その下にはモササウルスがいるのだ!

子どものモササウルスたちは、魚をとるきょうそうをしたり、
おにごっこをしたりしてあそぶ。

でも、なまけものの子どもは、
くらいほらあなに かくれている。

ーーーーーーーー

裏表紙にはもちろん、

Geschrieben von ◯◯◯ 」 = 原作 ◯◯◯

と書くことも忘れてませんでしたよ(笑)。

DVDを観たことでたいへん恐い思いをしましたが、強く受け取り長く残っていた記憶(→
OE ? not OK
)を、うまく形にした例として、大切にとっておきたいと思います。

今日はドイツはお休みです。


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by dksh_okys | 2014-06-19 18:05 | ドイツの小学校で。
2014年 02月 15日

担任との面談がありまして。

先日、小学校の担任の先生との面談がありました。
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希望者のみ(22人中15人ほど)、それぞれ10分程度しか時間がなく、深い話はできないだろうと予想してたのですが、たまたま息子が一番最初だったこともあり、早くついた夫と私(コージは廊下で待つ)はなんと20分以上、先生との実のある話ができました。

結論としては、(校長先生から既に連絡済みであった)息子コージの高いIQ値から想像するような、現クラスにおいての著しい問題点は見られない、とのことでした。むしろ、彼の社会性の成長に合ったクラスではないか、よって、飛び級という選択は必要ないのでは、と。

この点も含めてざっと息子に対する半年間の印象について伺った後に、「悩んだ末に当小学校を選択した理由のひとつは、飛び級という手段を取りたくなかったから」であること、その理由としてさらに OE過度激動=Overexcitabilities )について説明しようと思っていました。(→ コージの強い感受性はOE(過度激動)だった?

なんといっても、これからの小学校4年間を通しての担任である彼女(ドイツでは4年間担任は変わらない)に、この OE についてぜひとも理解してもらいたい、という強い気持ちがありました。すると先生、

「わかっています。なぜなら、

私の息子もギフテッド なんですよ」。

なんですと!!!

彼女の息子さん(一度お会いしたことあります)は、おそらく12、3歳くらい、科学系のギフテッドだそうで、幼稚園時に住んでいたスイスでギフテッド判定を受け、ドイツに引っ越した年長時点で小学校に編入した(つまり1年の飛び級)なのだそうです。

ただ彼女は、

「もし戻れるなら、その選択(飛び級)はしない だろう」

と、きっぱりおっしゃっていました。

おそらく今は思春期にさしかかっているはずですが、1年の違いという環境によって彼の精神面での適応がなかなかうまくいかず、親子でかなり苦労してきたし現在もしている、と。

また、その1年の差によって、科学系の能力の高さに比較してドイツ語が弱くなってしまった、というようなのです。

私が見ても息子コージは、日本語への高い興味および能力と、ドイツ語に対するそれはけっこう差があると思います。日本語は(年齢にしては)読み書きが既に達者ですし、語彙もかなりだと思いますが、ドイツ語はまだまだ。

いえ、ドイツ語も語彙力はあると思いますが、読み書き自体は特に率先して早くから教えていなかったのです。

おそらく、過去に経験した幼稚園児向けの通信教育や忍者マンガ、そしてもちろんゾロリ(笑)など、子どもが楽しんで学ぶ日本語のマテリアルに事欠かなかった、ということもあり、どうしてもそちらの方へ時間を割きたいという気持ちは強くなってしまうのでしょう。

ちなみに今現在のドイツ語は、つづりの規則性とか不規則性を学校で毎日習っている段階、そのあたりに興味を持ち始めた段階です。興味を持ちさえすれば、その後はなんとかやってくれると思いますけど。。

二つの言語と文化を学んでいる彼にとっては、このくらいのペースでいいのかもしれません。

特に日本人学校の宿題が膨大、毎日かなりのストレスで取り組まねばならない今、飛び級などでドイツ語でもいらぬ負担をかけて本人のみならず家庭にストレスを持ち込むことは意味がないですしね。

正直、拍子抜けしたのも事実ですが、よく考えれば、彼の「社会性の無理のない発達が第一」と考えている私たちにとっては、飛び級は避けたいという気持ちは強かったので、結果的にはよかったと思います。

この担任の先生については、息子自身がとても信頼しています。「先生って冗談ばっかり言ってて、ホントおかしいんだよ!」という底抜けの明るさは、最初の父母会でも感じました。

息子にとっては、面白いかそうでないか、というのはかなり重要な点です。

実際に話してみて、人柄も評判どおりの方だということがわかり、ご自身にギフテッドの息子がいて同じように悩まれたことなど、ああこの先生であれば間違いない!と直感、出会いに感謝しました。さらには、

「もしコージがなにか問題をほのめかしたなら連絡してください。学校と家庭では見せる顔も違うでしょうからね。」(その通り!)

とおっしゃってくれて、今後なんらかの問題があっても構えずに気軽に相談できそうです。

OE の対処の仕方を徐々に学びながら、無理のないペースで4年間を過ごして欲しいと思います。もちろんん途中途中でいろいろあると思いますが、この先生だったらだいじょうぶ!と心強くなりました。

こういう縁もあるのねっ!

でもね、数日前にまた熱を出した時に、「どうして学校が嫌いなのか!」談義がまた延々とありまして(笑)。

科学系の話(息子曰く、宇宙は何でできているのか、等だそうですが)をする友だちがいない、それがつまんない、ということを強調していました。熱があるからまた、どうにかして学校に行かないで済むもっともらしい理由を探したい、というのもあったんでしょうが(笑)。

実はこの問題も一筋縄ではいかないと思いますが、それはまた追々考えたいと思います。

写真は、うちのバルコニーにある、

「枯れたのでめんどくさいからほっといたけど、
 気がついたらバルコニーの片隅で花をつけていた(笑)」例です。

下の方がちょっと枯れてるの見えます? 

もう私はてっきり枯れたと思ったんですよ。でも、もしかしたら生きているかもしれないから(←うそ)そのままにしておいたんですが、翌年、枯れた先から緑の茎があれよあれよと元気に伸びて来て、ご覧のようなステキな青い花がまた咲いたのです。

でも不思議なことに、相変わらず下の方は枯れているんですよ。いやほんとに枯れていたらそこから伸びないか・・枯れているのは葉だけなんでしょうけどね。

ほんと、人生最後までわかりません。いいと思っていたことが実はそうでなかったり、その逆も真なり。すぐに結果を求めてはやまらないで〜と私につぶやいているのかも。

撮影は夫です。ちなみに最近の一連の写真は全て。その辺やっぱり、はっきりしとかないと(笑)。


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by dksh_okys | 2014-02-15 13:40 | ドイツの小学校で。
2014年 02月 01日

忍び難きを忍ぶ、術。

夜中。高い熱があって朦朧としているのにもかかわらず、「朝になっても、まだ熱があるかもしれないよね?

 これじゃあ学校 行けない よね?

真っ赤な顔で必死に訴えるコージ。
よっぽどいやなんでしょう、学校・・。

その様子を見て私もなんだか切なくなりましたよ。
それでしんみり聞いてみました。

ーどうしてそんなにいやなのかな?

「シャーハドがヤなんだ。それにベネディクトも。」

シャーハドは強い化粧品の匂い(彼女のお母さんを見ていると、さもありなん・・)がするところが、ベネディクトは声も大きく乱暴だから、という理由らしいんですが、これも多分に「臭い視覚情報」に敏感な 知覚性OE(= 過度激動) が影響しているかもしれません。

イヤ、という気持ちを持つのは仕方がないこと、合う合わないというのはどこにいってもいくつになってもあることです。

が、臭いや音に耐えられない、ということについては、もうこれはその場から離れるか、それができないのならひたすら耐え忍ぶ、しかないんでしょう。それを時間をかけて学んで行かねばならない。たいへんだと思います。

「あと、クラスが うるさすぎる んだよ。

 みんな先生の言うことをちゃんと聞いてないし、
 そのうち先生が言うのをやめちゃうんだ。

 ほんと頭来るよっ! 」

授業中に出された問題を集中してやりたい息子、でも周りの子がなんでも彼に聞いてくる、のでいつも気が散るのだそうです。

担任の先生はかなりのベテランで授業の進め方が面白いだけでなく、そういう場合もきちんと対処できる方だと思いますが、しきれない程ひどいのか。。いや、これも OE によりさらに強く不快に感じているんでしょう。

これは土曜日の日本の学校でもそうらしいですが、授業中に席に座っていられない子どももまだいるんですよね、1年生くらいだと。これが彼にとっては耐え難いようなのです。

「休み時間に3年生とか4年生がいじめるんだよ!」

途中に20分の休み時間があり、その時は雨が降っても槍が降っても全員外に出なければならない(= 教室から閉め出される)のですが、その時に知らない上級生がいじめるというのです。

いじめるといっても、体であたりに来てふざけるとか、卑猥な言葉(男の子はほんと好きよね)を言う、ということらしいですが。

注目されること、目立つことが大嫌いな息子は、

「できることなら、ほっといてっ!」

のタイプ、でも体の大きさとかミックス独特の雰囲気で本人の意に反してどうしても目立ってしまう。それでなにかとこういうふざけの対象になる、それがたまらなくイヤ、ということののようです。

自分から寄って行くのは OK だけど(これはめったにないですが)、逆に誰かが自分に寄って来るのは NG。なんとも勝手ですが幼稚園でも一貫してそうでした。そのくせ、ひとりぼっちもイヤ、難しいです。

学校の規則で休み時間に教室に居残ることもできないようですし、親が出て行くほどでもない。これも対処の仕方を自分で徐々に学ぶ以外にないんでしょう。

「なんか、おもしろい子がいないんだよね。」

仲がいいジーナンという男の子にしても、その実、なにかしっくりこないところがあるんでしょう。

考えてみれば、小1くらいでそれほど気が合う友だちを見つけられるハズがないわけで、でもみんなそれぞれ共通項を見つけた子と「友だち」づきあいをしていくんでしょう。まだ行動半径が狭い彼らにとっては、限られた場所での友だち関係が気持ちの浮き沈みを左右するのは仕方ない。

去年のまさに同じ時期に友だち関係で苦しい思いをして過呼吸気味になり、それがきっかけでIQテストを受けたこと、ギフテッドによるOEの特徴について改めて話しました。

いろいろなことを強く感じるコージのような子どもは他にもたくさんいるんだよ、コージだけが特殊ではないんだよ、と。

(あーちゃんママのブログにても、ギフテッドのアイデンテティ形成の大切さ、それをバックアップする大切さについての記事がありましたね。見つかりません、、見つけ次第リンクします。。そうそう、これこれ!あーちゃんママ、ありがとうございます!→ ギフテッドのアイデンティティ形成モデル

そのことを大筋で彼は理解していますが、だからといってそういった孤独感というか浮いている感覚がなくなるわけでもない。

始まってまだ半年経っていない今、「学校はつまらないところだ!」と結論づけられても困ります。

学校、学童以外の他の違う環境を与えてと思うのですが、OE が強く新しい環境が苦手な息子にとっては、サッカー、柔道等のスポーツはもちろん(運動大嫌い)、ピアノその他の習い事は全く拒否ですし、去年参加したギフテッドプログラムも泣いてやめたい、というので今は行っておりません。

なんだか八方ふさがりな感じもしてきました。

来週、担任の先生と面談があるので少し話せるといいのですが。

ところで写真。日本の家族にもらった忍者装束、です。

ごらんのように 毎日、コスプレ です。

なん者ひなた丸」のねことんの術( = あっと言う間に三毛猫の着ぐるみを着て、敵を驚かす!)的、奇想天外な状況打開方法、ないもんでしょうか。。

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by dksh_okys | 2014-02-01 17:04 | ドイツの小学校で。
2013年 10月 02日

まず、ドイツ社会の現実!なのよ。

入学から1ヶ月あまり、最初の数週間は毎日つらい顔をしており母としても大変心配しましたが、少しずつ慣れつつあるようです。

ただ、毎週土曜日に行く日本人学校でのハードなカリキュラムと比べるのでよけい、「先生が出す問題は簡単すぎる! ぼくはすぐに終わっちゃうからつまんないんだよ~」と言い始めました。

幸い、担任の先生に関しては、好き嫌いの激しいコージがかなり、好意的であり、経験も十分でとても評判がよい方なのです。2週間の秋休み(ドイツにはあるんです!)が終わって同じようなことが続くようなら、一度相談してみようと思ってます。

まだ日も浅いので今後のことは全く未知数ですが、小学1年生の時点の今では、散々迷った末に現在の地元の学校に入れて正解だったと思います。(→ 小学校選択の悩み

緑が多く住みやすい環境で、超がつく高級住宅街が近くにあるかと思えば、中東からの移民家庭も結構増えつつある現在の学区は、さまざまな国から来たいろんな階層の家族が適度にミックスしています。といっても純粋ドイツ家庭は7割でしょうか。

ちなみにドイツでは日本ほど私立学校信仰もなく、数もそれほどありません。また夫は私立の学校に対して「一般的に言って、社会に出て通用しない教育」という印象があるようで、たとえばヨーロッパで生まれたモンテッソーリやシュタイナーの教育理念はたしかに素晴らしいが、現実社会と乖離してしまっては意味がない、と。

私と夫が重要視したことのひとつは、ドイツで普通に生活していける術を学ぶこと。

OE (Overexitability = 過度激動)が激しく( → OE ? OK ! )かつ知的欲求も高いことを考えれば、それらを考慮してくれる特別な学校、もしくは知的レベルがおしなべて高い学校が魅力なのは確かですが、弱肉強食ドイツのごくフツーの環境にてもまれる中で、きちんと主張しつつも自分の位置を認識し周囲と折り合いをつける訓練、それはコージにとってかなり大事だと直感してます。ギフテッドの場合、そのバランスがさらに難しいことは承知ですが。

私自身も彼らの自己主張の激しさ&権利意識の激しさ等に辟易すること多々ですが、ドイツ人はほんとうに心身ともにタフ。まさに肉食人種なのよね。子どもも強いし男の子同士のやりとりもタフ、女同士はもっとこわいです(ホントに)。

そしてそういうドイツ社会で生きながらえる術を持たないことは致命的だと思います。

ちなみに、私が今まで出会った人の中でほんとタフだな、と思うのは何を隠そう私の夫と友人のヘレン、です。この二人の強さはダントツでして、ただ他のドイツ人と違うのは、日本人のような「人に対する細かな配慮」も同時に持ち合わせていることか(ひどい言われようだなドイツ人!)。

同じような知的レベルの子ばっかりの学校に行けば確かに彼はおもしろいでしょうし、いつかはそれが必要になるだろう。でもそれはその時にまた考えることにして今は、

ドイツ社会の「現実」!

をできるだけそれも身をもって把握する時期、でしょうか。

だから、見ていてかわいそうだなと思うことが多いこのごろですが、同時にコージには必要な時間でもある、と思っています。


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by dksh_okys | 2013-10-02 04:48 | ドイツの小学校で。
2013年 08月 27日

小学校入学したものの。。

小学校での初めての父母会だった昨晩、ぜひ二人で出席したかった夫と私は、同じ階に住むジャナに頼み、2時間ばかり留守にしました。

10時頃、無事に終えて帰途を急ぐ私の携帯に、「コージが悲しくて泣いているけど、いつ帰れるの?」というジャナからの電話が。

家族以外でコージがもっともなついている人であり、数ヶ月前の入学前の父母会にて、同じ時間にやはり彼女に家にいてもらい、その時はとてもうまくいったのです。なので昨夜、私たちが出かける時になって寂しい~と泣き出したのを見ても、さほど心配していませんでした。

パフォーマンスアーチストであるジャナは、私が知る限り最もバランス感覚のある人の一人、頭がよくてもちろんクリエイティブ、おまけに子どもの扱いもとてもうまい。コージが大好きな人なのですが。。

小学校入学とか学童保育での新しい環境とか、いろいろ周りに変化があった中で、夜は特に寂しい思いが増すのかもしれません。今朝も過呼吸になり、学校に行きたくないとゴネました。先週金曜日も。行けばそれなりに楽しそうなんですがね。はあ~。

ところで昨日の父母会。先生がとてもステキな人で一安心。コージも「ほんと、あの先生おかしいのよ!」と言ってましたが、その通り。この人なら息子を任せられると夫と思いました。どこの学校を選択しても結局は担任の先生次第、と思っていたので、その第一段階はクリア、でしょうかね。

Glueckliche Fahrt  楽しい航海 

Die Nebel zerreißen,   霧が裂け
Der Himmel ist helle,   空は明るくなる
Und Aeolus loeset    そして風の神エウロスが 
Das aengstliche Band   いまいましい全てをひきはがしていく
Es saeuseln die Winde,  風がざわざわとそよぎ、
Es ruehrt sich der Schiffer. 船員たちがめまぐるしく動く

Geschwinde! Geschwinde! はやく!もっとはやく!

Es teilt sich die Welle,   波をかきわけ
Es naht sich die Ferne,   どんどん近づいていく
Schon seh`ich das Land!  さあ、もうあの国が見えてきた! 

実はこれ、夫からもらったゲーテの詩集のうちのひとつを、当時ドイツ語力ゼロの私がなんとか覚え、結婚式の時に皆の前で暗唱したもの。

これを先日の夫の誕生日に、入学式出席と合わせて訪ねてきた義母とコージと私の3人で暗唱しました(超意訳です。間違ってるかもしれませんが)。

義母が最初のフレーズのみ、コージは「はやく!もっとはやく!」と最後の「さあ、もうあの国が見えて来た! 」のみ、私は全部を通して、という感じで。

数日前から練習開始、もうコージは文句たらたら、なんでこんなのを!!!と例によって大バトルだったのだけど、フタをあけてみると感情を込めてけっこう上手にでき、ロウソクのほのかな光の元での一瞬を夫もとても喜んでくれました。次の機会はコージが独演してくれるかな。

当時はわけもわからず、「とりあえず一番短いもの」を選びましたが、こうしてみると、美しい詩ですねえ。メンデルスゾーンやベートーベンがこの詩に触発されて作曲していたのね。知らなかったです。

ギフティッドといってもタイプはいろいろありますが、彼の場合は、理数系というよりは言葉により能力を発揮できるような気がします。でも言葉を極めるというのはもちろんほんとうに難しい。小学校入学を終えたばかりのコージですが、これからどんな航海をつづけていくのか。。



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by dksh_okys | 2013-08-27 20:21 | ドイツの小学校で。