カテゴリ:はじめて読む方へ( 2 )


2014年 01月 23日

あらためて、このブログにについて

ドイツ在住、現在小1の息子コージ(父=ドイツ人、母=日本人)は、1歳前からとても育てにくい子どもでした。

2012年末ごろに複数の方から、「ギフテッドではないのか」と指摘され調べた結果、ギフテッドの特徴である OE過度激動 = Overexcitabilities) がほとんど当てはまり、これまでの親子の苦しさの原因はこれだ!と確信しました。(→ コージの強い感受性はOE(過度激動)だった?

2013年3月にギフテッド診断を専門とする心理カウンセラーのもとで、ドイツにおけるウェクセラーIQテストのひとつ、HAWIK IV ( Hamburg Wechsler Intelligenz-Test für Kinder und Jugendlische)を受け、高い数値が出たことから、ギフテッドという診断に至っています。(→ ギフテッド診断まで

学校選びについて散々迷った結果(→ 小学校選択の悩み)、2013年9月より地元の公立小学校に通っていますが、日本文化と日本語習得のために土曜日は日本人学校にも通っています。ドイツ生まれドイツ育ちでありながら日本および日本語をこよなく愛し、現在も日本語優位を自認しています。(→ コージの日本語教育

家庭においては父とはドイツ語、母とは日本語をというように、二つの言語をきっちり使い分けています。

父と母のコミュニケーション手段は英語のため、それをかたわらで聞いているコージは英語で話す内容もほぼわかりつつあり、以前は手軽にできた食卓での父母の内緒話ができなくなりました・・・。

また、関西某大都市に在住経験ありの父は日本語も少々話せるため、食卓では3カ国語が飛び交います。ちなみに彼はこのブログを理解できる程度の日本語読解力もあるので、夫婦関係について詳しく書けないのがつらいところ(笑)。

母のドイツ語が少しずつ上達してきた結果、逆に英語とさらには最近日本語までもがあやしくなり、つい、一文に複数言語が混じってしまいがちな母の姿勢を厳しく指摘するのは息子、という家庭です。

このように今のところ、数学系より言語に興味関心が高いと思われる息子のOE による強い個性に日々かき回されつつ( → OE ? OK ! )
、その父(彼もギフテッドだと思われます)と母(100%定型フツーです)が奮闘する日常を綴っています。ドイツのギフテッド事情もぼちぼちと。

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by dksh_okys | 2014-01-23 21:23 | はじめて読む方へ
2013年 01月 25日

決意あらたに

昨日の日曜日は引き続き雪模様。私は先週月曜から、息子のコージ(6歳男児)は木曜日から風邪を引き、二人とも前後して40度の熱が出ていた週を、なんとかやっとやり過ごした後だったので、家族みな外出する気力もなく家でのんびり過ごしました。

精神的にとても不安定になっているコージは相変わらずちょくちょくやって来ては、私の膝の上に全体重を乗っけて甘えてきます。

2週間前に体調を崩して過呼吸気味になっていたこともあり、家庭内でこの所作がしょっちゅう繰り返されているのですが、昨日はそんな中でも特に不安定だったらしく、夕方くらいになってまた私の膝の上に来て、泣きそうになりながらこう言うのです。

「今日が終わっちゃうのがかなしい。。」

「え?」

もうすぐ今日が終わって

 今日にもう二度と会えないのがかなしい・・」


「?!」

発達障害を疑い、児童精神科医に連れて行ったこともありました。

パニックになった時のあまりの惨さに母である私自身もぶち切れ、

「ほんとに病気なんじゃないの?!」

などという、非道な言葉をぶつけてしまったこと(今も自分の不甲斐なさを思うと涙が出てきます)も、一度や二度ではありません。

数週間前にふとしたことがきっかけで、ギフティッドについて調べてみると、息子にあてはまることばかり。

彼の難しさは一体なんなのだろう?

親としてのこのつらさは何なのだろう?

障害があるならそれは親としてきちんと受け止めたい、
その上で一番いいように対処して行きたい。
でも調べても調べてもわからない、誰も教えてくれない。

どうしたらいいんだろう・・・

という6年間の苦悩を打ち破るとっかかりのようなものを見つけ、ほんとにうれしかった。

IQを調べて正式な診断を受けたわけではありませんが、ギフティッドであるかどうかという事実は私にとっては今はあまり重要ではなく、彼の驚くほど繊細な感性と、そこに起因すると思われるさまざまな難しさをそのまま受け止めていいんだ、ということ。

つまり、揺らぎっぱなしの親としての姿勢に初めて裏付けを伴った確信が持てたこと、このことで私の人生がそれまでと全く違うものになったということです。

イギリスのギフティッド支援団体NAGCのアニュアルレポートに載っていた、ある母親について、

...importantly, she was able to build her confidence to support him....最も重要なことは、(自分の息子がギフティットだという事実を知ったことで)息子をサポートすることに彼女自身が自信を持てるようになったことだ。

と、まさに私の今の気持ちそのもののようなことが書いてありました。

ギフティッドチャイルドは、「IQが高い」ということによるポジティブな可能性がある一方で、それと同じもしくはそれ以上に、発達過程が不均衡であることに起因する、いろいろな問題をきちんと理解し、親としてフォローしてあげることの方がより重要だったりするようです。

日本よりもはるかに進んだ研究や試みが行われている欧米。そこに在住しているにも関わらず、今までほとんどギフティッドについて知らなかった私。そしてずっと知識がないまま、息子に対して相変わらずひどい言葉を放ってずっと自己嫌悪になっていたかもしれないことを思うと、心底ぞっとします。

このブログはあくまでも私の個人的な体験を通した個人的な意見ですが、最愛の息子を少しでも深く理解し彼の幸せにつなげること、私にとっても全くの未知の世界であるギフティッドの理解が、自分自身を含めて少しでも進むことを思いつつ、毎日の小さな願いを綴って行こうと思います。
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by dksh_okys | 2013-01-25 00:25 | はじめて読む方へ