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2014年 03月 01日

ドイツの森での OE

中世の森、黒い森、暗殺の森、彫刻の森、眠れる森の美女、森の生活・・・。

「森」と聞くだけでなんだか胸騒ぎがする、自称「フェチ の私です。
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日常に森がある」という一点が、ドイツ生活&都会生活における各種の不満を忘れる(時もある)くらい、私にとって欠かせないものになりつつあります。

我が家からも一望でき、歩いても15分くらいのところにある森ですが、市民の手軽な散歩コースになっていて、私たちも日曜の午後によく三人で出かけています。

もうすこしすれば写真のような花があちこちに咲き誇り、木々から漏れる光の強さが刻々と変わったりしまして、とても幻想的・・・です。
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西田幾多郎らがよく歩きながら思索したという「哲学の道」が京都にありますけど、ドイツにおいて哲学者が好んで歩いたのは、最寄りにあった森だったんでしょうねえ。(ちなみに私はその昔京都にいたことがございまして、哲学の道にてはよく酒盛りをしておりました!)

まつぼっくりフォビア( → まつぼっくりの森へ)はだんだん収まりつつある息子、しかしそれでも森は苦手、散歩に行こうものならかなり抵抗します。
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それでも強行してきた私たちですが、ここにきてちょっと考えました。長らく単なる我わがままだと思っていたけど、もしかしてこれも、

想像性OE ゆえ、なのかなと。(→ コージの強い感受性はOE(過度激動)だった?

息子にあらためて聞いてみますと、

うまく言えないけどなんか雰囲気がいやなんだ

ドイツ人にとって一般的には、「身近でリラックスできる場所」である森ですが、息子にとっては一転、逆に想像力を刺激しすぎて、ココロが休まらないのかもしれません。

森ってたしかに、空気が外に逃げない代わりに内に向かっていく感じがして、密度が濃いんです。私自身歩いていると時々こわいな、と思うことがあります。
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写真のような切り株も、ふと何かの「口」に見えたりすることも。外に視線がいかない分、視覚的な想像をさらに膨らますんじゃあないかな、と思うのです。

それで思い出したのが、映画「ブレアウィッチ・プロジェクト」。

かいつまんで言うと、森の魔女伝説を探してドキュメンタリー映画を撮影していた大学生3人が、深い森にて次々に行方不明になり3年後にそのフィルムのみが発見される・・・(そしてそれがこの映画フィルム)というドキュメンタリータッチのかなりこわい話です。
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日本でも「鎮守の森」や、背後の山がご神体になっているなど、神社仏閣の周囲で宗教感を伴った独特の雰囲気を感じる森林は多いように、森という場所はなにか日常ではない「彼岸」の香りがします。

ドイツでも メルヘン が育まれた場所である森は、五感を刺激する雰囲気に満ち満ちた「想像の源泉」でもあったんでしょう。

いばら姫とかヘンゼルとグレーテルなど、だいたい森が舞台ですし、それに魔女は必ず森に住んでいますしね。精霊信仰のアニミズムも、ドイツでもキリスト教がはいってくる前はあったわけですし。あちらとこちらの境界=森、だったのかもしれませんね。
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しかし現代のドイツでは、多くのドイツ人にとって森は「日常」です。一極集中の日本と違って地方都市の集合体であるドイツでは、それぞれの都市が森を内包していてプラス、それらの間にもまた森があるという恵まれた環境です。私たちのように都会在住であっても、それを享受できるところがスバラシイ。うちの近所の森では女性の一人歩き、全然 OK です!

以前に他の言語には翻訳しにくい表現を特集した記事(←これ、おもしろいです!)がありまして、日本語では「木漏れ日」、ドイツ語は

森をひとりで歩いている時に感じる孤独

という意味の Waldeinsamkeit だったのを思い出しました。

森が日常にあるドイツならではの表現だな、と思ったのを覚えています。

我が家の近くの森は小川や小さな湖もあり、夏ともなればカエルだの亀だのが出没します。なんと野生動物保護区もあり、そこから抜け出した野生の鹿にも出くわすこともあるんですよ。ちょっとしたカフェやレストランもあり、家族で「お金をかけず」(←これポイント!)に週末をリラックスできる最高の場所だと言えます。
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人々が集まるので目も行き届き手入れもよくされる。日常の中に森があることで結果的に人々の環境意識もさらに高まるという相乗効果になるんでしょう。だいたい人間、近くにないものにはなかなか思いを馳せられません。東京のような場所にて環境問題を子どもに教えようとしても、親も子もかなりの想像力が必要だと思います。

おもしろいのは、ドイツでは Waldtag =「森の日」といって、

" 雨が降っても雪が降っても、全員で森に行く日! "

を週一で設けている幼稚園が普通にあります。

それこそ子どもたちに「これからスキーにでも?」という寒さ対策万全な格好をさせ、全員例外なくつれていくようです。

ちなみに息子も幼稚園にて週一ではないですがよく行っていたようです(文句タラタラで)。ドイツではこうした中で小さいころから自然に環境意識が高まっていくのかもしれません。

一方高温多湿な気候の日本では、木々や植物の多様性や豊かさ、その成長の早さも寒冷地ドイツの比ではない。森自体の密度がさらに濃いんですね。ということは、つまり木々は「うっそう」と茂っているから薄暗いですし、夏になれば蛇も出るし虫も多い。女性の一人歩きなんかはもってのほかです。

でも何を隠そう私、若い頃はよく山寺周辺を(よせばいいのに)一人で歩いては、この世で一番嫌いな蛇 に何度も遭遇しておりました!

日本では、森や林は既に人々の日常にはないでしょうね。よくてたまに訪れる神社仏閣の参道くらい、地方にあっても週末に近所の森を散歩するなんていう感覚、どれだけの日本人が持っているだろか。実は、森林面積自体は日本の方が断然多いんですけどね。
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本題の森の中の OE ですが(笑)、そうしたことをぐたぐだ考えますと、息子を毎回有無を言わさずに森を連れ回すのもかわいそうなのかなと思えてきました。

でも実は既にドイツの森は、彼の精神世界に深~く入り込んでいると見てます。そのうちに少しずつ慣れてきて哲学をしながら歩くようになるんじゃないか、そして20年後くらいには逆に、「お母さん、あの時無理に連れていってくれてありがとう!」なんて言われるかも(笑)などと妄想を膨らませつつも、やっぱりこちらも少し妥協すべきかな、と思うのですよ。(って、それで終わりか!)

写真最後はいつも行く森の散歩道の現在。「木漏れ日」の美しい季節を待ちわびて!

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by dksh_okys | 2014-03-01 13:02 | ドイツの森で
2014年 02月 21日

ドイツ語の本、日本語の本。それとCDブックで。

二カ国語環境の息子は、同じものを日本語とドイツ語両方で読むこともあります。たとえば最近では「たのしい川べ」、 英語版オリジナルタイトルは「The Wind in the Willows」ですね。
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イギリスの美しい田園風景を深く愛していた作者ケネス・グラハムが、4歳の自分の息子のために書いたというもので、川辺に住むネズミやモグラ、アナグマなどの小動物たちが、いっしょに冒険したりお互いを思いやったりする話を、とても詩的な文章で綴っています。

その設定だけでももう、私のココロを揺さぶりますし、オリジナルのイラストがまた素晴らしい。

実はこの本、息子が生まれた時に大切な知人から頂いたものなのです。

難しいいいまわしやかなり複雑で長い文がたくさん出て来るので、全部はとうてい理解していませんが(今調べたら、推奨は小学4年生!)、私自身に思い入れがあるので、随分前からときどきですが読み聞かせはしていました。長い話ですので、今はまだ三分の一くらいまで。

ドイツ語版=" Der Wind in den Weiden "(訳すなら、川辺に吹く風、でしょうか)の方は、書店で見てその装丁の美しさ(写真・上左)に人目惚れして即、購入しました。。日本語のものとはまたちがった非常に魅力的なイラストで、夫もときどき読み聞かせています。

コージが言うには、


とても静かで、平和な感じがするんだ。

ヒキガエルがいなかったら、もっと静かなんだけど、

ヒキガエルがいるから、ばかばかしくておもしろいんだ。

最後にをもって戦うんだけど、誰も死なない

そこがいいんだよ。


最後まで読んでいないくせにどうして知っているのかと言うと、実はドイツ語のCDブック(なんと全部で3枚)を聞いているからなんです。

最近特にお気に入りのようで、ほとんどいつもそれを聞いています。テレビがアンテナに常時接続されていない我が家では、息子が居間にいる時は常時CDがオン、絵を描いたりゾロリのつづき書いたり(笑)レゴで遊んだりしながら、必ずなんらかのCDを自分で選んで聞いています。

映像が入ってしまうとどうしても想像の広がりが限定されてしまいますけど、CDはそこまでは強くはないと思うので、我が家でも随分聞かせました。テレビなし育児もほんとこれで随分助かりました!

ちなみに、ドイツではこうしたCDブックが多く、書店にもたくさん並んでいますし図書館でも借りられます。夫がラジオドラマ好きだったようですが、ドイツでは好きな方が多いのかもしれませんね。

息子はCDの中の「川辺を吹き抜ける風」を表現している、

「ヒューヒュー」

という効果音が好きなようで、よく私の前で口笛で真似してくれます。音楽も素晴らしい。

この「たのしい川辺」については、本ではまだまだ難しいけど、CDで聞くとけっこう楽しめてかつ話のおもしろさが少しわかってくる。

何度も聞いているうちに、ちょっとずついろいろな表現や話の詳細が理解できたりしてくる。すると今度は本を開きたくなる・・という感じでしょうか。

息子の場合、こうしてひとつの話をめぐって、日本語の本、ドイツ語の本、そしてCD、と3つのアプローチ方法があり、それぞれがビミョウに違ってもしくは被って彼の中への取り込まれていくようです。ああなんだか豊かだなあ恵まれているなあ、と思いますよ。


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by dksh_okys | 2014-02-21 01:07 | コージの日本語教育
2014年 02月 18日

ドイツのバレンタイン狂想曲

みなさん悲喜こもごものようだったバレンタインデーですが、遅ればせながら我が家のエピソードも少し。
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ドイツにおけるバレンタインデーとは、

男性が女性に花を贈る」日!

という社会的なコンセンサスが(一部に)あるので、私はこれこそ息子に刷り込まねば!という強い使命感を持っています。

日本のバレンタイン事情を聞いていると特に、ね。うちではだれも、女性が男性にチョコを贈る、なんてことは考えもしないので私もと~ても楽です。

それに、花を贈る、贈られるって、気持ちが華やぎます。 私自身、花の名前はほとんどわからないくせに(笑)、贈ることが好きだったりします。

たった一輪でその場の雰囲気を変えてしまう花。これを日常に利用しない手はないと感じるようになりました。ドイツに来てからですが。

こちらでは例えばどこかの家に招待されると、日本のようにお菓子やらお土産やらを持参する、そしてさらにそれに対しておもたせ、とかいう複雑な習慣はなく、多くの場合は花、花、花ーー!それ以外はいらんがなー!です。食事の場合はそれプラス、ワイン(←飲んべえの私は必須)を持参することが多いです。

日本人の私は最初戸惑いました。

え~、花だけでいいの?
ホントにホントに何も持っていかなくていいの~?? 

でも慣れて来ると、

ああ、なんて人生がシンプル

あれこれ考えた末に用意したものが、全く相手の趣味に合わないということもないし、万が一花が嫌いであっても所詮もって1週間ですしね。

そういうわけでドイツでは気軽に花をやりとりする習慣があり、ということは需要も多く結果として値段も安い。たとえば千円も出せば、ちょっとした小さなこじゃれたブーケができるし、3000円くらい出せばそれこそ大層な花束ができるのです。

銀座のある老舗の花屋にて花束を頼むことがありましたが、たしかに花の種類も豊富、質もいいしスタッフのセンスも申し分ない。でもちょっと豪華にカサブランカなんぞを入れるとすぐに軽く1万円は超えます(まあ銀座だし)。

それと比べると町のどこにでも花屋があって、ある一定のクオリティの花を売っているドイツの花事情、ほんとスバラシイです。

義母も花が好きな人で、私たちが行くと3人で大きな花束とコージが選んだ一輪を彼女に渡します。

先日のクリスマスに贈った花が1ヶ月以上も持ったというのを聞き驚きました。心を込めて義母が世話をするというのもあるけど、流通量が多いので花そのものが新鮮なんだろうなあ、と思います。

で、我が家の今年のバレンタイン

私と息子は学童からの帰り道に2カ所ほど、特に息子がお世話になっている女性の元を訪れ、コージから花を手渡しし、たいへんに喜ばれました。もちろん途中、

「男性 から 女性に贈ること」

が、いかにに大切かについて延々と説明しながら。

家に帰って来た私は簡単な食事を作りました。ドイツ人の夫は夜に暖かいものを食べないので、普段私は息子と私の分しかつくりません。

じゃあ夫は何を食べているのかと言えば、数種類のチーズに黒パン、新鮮な果物、野菜、それにもちろんアルコール、まあたいていビールです。ちなみにそれらを全部自分で用意、おまけに皿も洗ってくれます!

でもハレな気分を出したい場合は、私がつまめるものを数種類つくってワインを空けることが多く、この日はおいしい(=高い)バケットを(それもわざわざ2つも!)買って来て、アボカドディップだあ、シャンピニオンと芽キャベツのグリルだあを用意してちょっとおしゃれっぽくワインで乾杯!のハズだったのですが・・・

ことの発端はですね、コージは私のために夫と二人でマジックを披露したかった、ということのようです。私があれこれバレンタイン談義をしたので、それじゃあ自分も、

お母さんのために、なんかしよう!

と思ったようなんですよ。

食事の前にぜひ、というので食卓の準備が済んだ私は、ソファに座っておとなしく待っていたんです。

が、「何度か練習をしよう」という夫の提案を聞き入れなかった息子、案の定失敗してしまい、そこでいつもの癇癪に発展、近くにあった積み木やレゴを壊しはじめ大変な騒ぎになりました。

加えることに当日は、夫がなんと午前1時半くらいから急に仕事が入りまして、結局5時までかかったことから(そんなことは滅多にないんですが)、その日の彼は体調もすぐれなかったんです。

一日在宅で家も出なかったので花束はもちろんワインもなし、でも事情が事情ですのでこれは仕方がない。近所のスーパーで買った普通の安ワインを空けましたよ(私のために)。

そういう状態で息子の癇癪ですから、夫は深夜の疲れがマックスに加速された状態で食卓へついたわけです。

夫はワインにちょっと口をつける程度、私が作ったものには手をつけられず、コージはアボカドとバケットだけ、私はといえば残りのワインをひとりで全部飲み干し、料理は意地で半分ほどたいらげ、そして当然その間、

3人ともムスッとしたまま

というある意味「典型的」な我が家の夜は終わったのでした。

問題は、息子の自分への過信、人の忠告を聞き入れないところ、思い立ったらすぐにやりたい&だから待てないという性格、そして失敗したという事実に耐えられなくてパニックになる等、もうこれはいつものことです。

でも気がつけばその頻度は大分減って来ているかも・・と思います(←いや、やっぱり気のせいかも)。

写真上は、その一連の騒ぎを始終を見つめながら空しく食卓を飾ったバラです(もちろん買ったのは私ね)。

でも息子の「おかあさんを喜ばせたい!」という気持ちは文句なくうれしかったし、本人も深く反省したし(翌日)、夫は無理して一連の料理と固くなったバケットを食べてくれたし(翌日)、まあいいです。

ちなみに2本も買ってしまったバケット、まだ残ってます。明日あたり(固くなっちゃったし)スープにでも入れて食べなきゃな(笑)。

写真下は、息子が義母に選んだバラです。来年こそは私も贈られたいもんです。一輪のバラ。
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by dksh_okys | 2014-02-18 05:06 | ドイツの日常
2014年 02月 15日

担任との面談がありまして。

先日、小学校の担任の先生との面談がありました。
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希望者のみ(22人中15人ほど)、それぞれ10分程度しか時間がなく、深い話はできないだろうと予想してたのですが、たまたま息子が一番最初だったこともあり、早くついた夫と私(コージは廊下で待つ)はなんと20分以上、先生との実のある話ができました。

結論としては、(校長先生から既に連絡済みであった)息子コージの高いIQ値から想像するような、現クラスにおいての著しい問題点は見られない、とのことでした。むしろ、彼の社会性の成長に合ったクラスではないか、よって、飛び級という選択は必要ないのでは、と。

この点も含めてざっと息子に対する半年間の印象について伺った後に、「悩んだ末に当小学校を選択した理由のひとつは、飛び級という手段を取りたくなかったから」であること、その理由としてさらに OE過度激動=Overexcitabilities )について説明しようと思っていました。(→ コージの強い感受性はOE(過度激動)だった?

なんといっても、これからの小学校4年間を通しての担任である彼女(ドイツでは4年間担任は変わらない)に、この OE についてぜひとも理解してもらいたい、という強い気持ちがありました。すると先生、

「わかっています。なぜなら、

私の息子もギフテッド なんですよ」。

なんですと!!!

彼女の息子さん(一度お会いしたことあります)は、おそらく12、3歳くらい、科学系のギフテッドだそうで、幼稚園時に住んでいたスイスでギフテッド判定を受け、ドイツに引っ越した年長時点で小学校に編入した(つまり1年の飛び級)なのだそうです。

ただ彼女は、

「もし戻れるなら、その選択(飛び級)はしない だろう」

と、きっぱりおっしゃっていました。

おそらく今は思春期にさしかかっているはずですが、1年の違いという環境によって彼の精神面での適応がなかなかうまくいかず、親子でかなり苦労してきたし現在もしている、と。

また、その1年の差によって、科学系の能力の高さに比較してドイツ語が弱くなってしまった、というようなのです。

私が見ても息子コージは、日本語への高い興味および能力と、ドイツ語に対するそれはけっこう差があると思います。日本語は(年齢にしては)読み書きが既に達者ですし、語彙もかなりだと思いますが、ドイツ語はまだまだ。

いえ、ドイツ語も語彙力はあると思いますが、読み書き自体は特に率先して早くから教えていなかったのです。

おそらく、過去に経験した幼稚園児向けの通信教育や忍者マンガ、そしてもちろんゾロリ(笑)など、子どもが楽しんで学ぶ日本語のマテリアルに事欠かなかった、ということもあり、どうしてもそちらの方へ時間を割きたいという気持ちは強くなってしまうのでしょう。

ちなみに今現在のドイツ語は、つづりの規則性とか不規則性を学校で毎日習っている段階、そのあたりに興味を持ち始めた段階です。興味を持ちさえすれば、その後はなんとかやってくれると思いますけど。。

二つの言語と文化を学んでいる彼にとっては、このくらいのペースでいいのかもしれません。

特に日本人学校の宿題が膨大、毎日かなりのストレスで取り組まねばならない今、飛び級などでドイツ語でもいらぬ負担をかけて本人のみならず家庭にストレスを持ち込むことは意味がないですしね。

正直、拍子抜けしたのも事実ですが、よく考えれば、彼の「社会性の無理のない発達が第一」と考えている私たちにとっては、飛び級は避けたいという気持ちは強かったので、結果的にはよかったと思います。

この担任の先生については、息子自身がとても信頼しています。「先生って冗談ばっかり言ってて、ホントおかしいんだよ!」という底抜けの明るさは、最初の父母会でも感じました。

息子にとっては、面白いかそうでないか、というのはかなり重要な点です。

実際に話してみて、人柄も評判どおりの方だということがわかり、ご自身にギフテッドの息子がいて同じように悩まれたことなど、ああこの先生であれば間違いない!と直感、出会いに感謝しました。さらには、

「もしコージがなにか問題をほのめかしたなら連絡してください。学校と家庭では見せる顔も違うでしょうからね。」(その通り!)

とおっしゃってくれて、今後なんらかの問題があっても構えずに気軽に相談できそうです。

OE の対処の仕方を徐々に学びながら、無理のないペースで4年間を過ごして欲しいと思います。もちろんん途中途中でいろいろあると思いますが、この先生だったらだいじょうぶ!と心強くなりました。

こういう縁もあるのねっ!

でもね、数日前にまた熱を出した時に、「どうして学校が嫌いなのか!」談義がまた延々とありまして(笑)。

科学系の話(息子曰く、宇宙は何でできているのか、等だそうですが)をする友だちがいない、それがつまんない、ということを強調していました。熱があるからまた、どうにかして学校に行かないで済むもっともらしい理由を探したい、というのもあったんでしょうが(笑)。

実はこの問題も一筋縄ではいかないと思いますが、それはまた追々考えたいと思います。

写真は、うちのバルコニーにある、

「枯れたのでめんどくさいからほっといたけど、
 気がついたらバルコニーの片隅で花をつけていた(笑)」例です。

下の方がちょっと枯れてるの見えます? 

もう私はてっきり枯れたと思ったんですよ。でも、もしかしたら生きているかもしれないから(←うそ)そのままにしておいたんですが、翌年、枯れた先から緑の茎があれよあれよと元気に伸びて来て、ご覧のようなステキな青い花がまた咲いたのです。

でも不思議なことに、相変わらず下の方は枯れているんですよ。いやほんとに枯れていたらそこから伸びないか・・枯れているのは葉だけなんでしょうけどね。

ほんと、人生最後までわかりません。いいと思っていたことが実はそうでなかったり、その逆も真なり。すぐに結果を求めてはやまらないで〜と私につぶやいているのかも。

撮影は夫です。ちなみに最近の一連の写真は全て。その辺やっぱり、はっきりしとかないと(笑)。


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by dksh_okys | 2014-02-15 13:40 | ドイツの小学校で。
2014年 02月 12日

Hiromi さんへのメッセージ

昨晩から息子がまた熱を出してしまい、今日は学校をお休みしています。そうこうしているうちにHiromiさんがギフカテから抜けられてしまったようで、とても残念です。
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ただ、ブログを削除するというのはどうか思いとどまっていただきたい!

Hiromiさんのところへ残した短いコメントにてきちんと伝わったかどうか自信がないですが、Hiromi さんの記事を読んで助けられたり、前向きにギフテッドに向かおうと考え感じることができた人がたくさんいる、それは紛れもない事実だと思います。また、Hiromiさんのような切り口で書ける方も他にいない、と思うのです。

今後もぜひ、ギフテッド関連の情報をHiromiさんならではの視点で書いていって欲しいと思いますし、私もちょくちょくお邪魔させていただきたいと思っています。

でも今はちょっとブレイクが必要! というのはもちろん理解できます(1週間くらい?)。そして今後も続ける中で、またギフカテに関わりたいな、と思われることもあるかもしれないですし、ポジティブなやりとりが今後もできることを願っているのですよ。

それぞれが心地よい環境でそれぞれのやり方で続けていけばいいと思います。その途中でみんなが時に応じて交わったり意見の交換をしたり、そして日々の愚痴を聞いてもらったりしてね。

合わない人もそりぁいるはずですから、それはそれきりにすればいいし(どの世界に言ってもあります!)、でも人間、人生イロイロある途上で、考えが変わることもままあると思うのです(私はしょっちゅうです!)。

ふたたび話してみたら、なんだ意外に合うじゃん! というのも多いにあるかもしれない。( → 実は私はそういうのが大好きです)そうやって緩くみなさんとやりとりできればいいなと思っています。

Hiromi さんの表現の仕方をどうこうと、コメントではえらそうに書いてしまった私ですけど(ほんとごめんなさい!)、文体そのものの歯切れのよさとかHiromiさんの個性的な表現方法とかについて、どうこう言ったワケでは決してないんですよ。

逆に強調したいのですが、それはもちろんHiromi さんのブログの紛れもない魅力だと思います。読みやすさの工夫については私も多いに参考にさせていただきました(←今更申告)。その点は今後もぜひさらにどんどん磨いていてさらに炸裂していただきたい、そう思っている読者が多いでしょうし、私自身もそうなんです。そこは誤解しないでくださいね。

私が意図したのは、あーちゃんママが最新記事(またしても例として出してごめんなさいね)で書かれているように、Hiromiさんの意図に反して間違った解釈をされ兼ねない書き方、という意味だったのです。私は実はこの点に強く反応し、日曜に悶々と過ごしてしまいました。

でも帰ってきてから何度か読み返し、また後のHiromiさんのコメントを読んで、ああそういう否定的な意味で書かれたつもりではないんだろう、と今では理解できます。

が、一度持ったネガティブな印象は残念ながらなかなか消えない、ということは、Hiromiさんが伝えたい肝心の論点にみなさんが行き着くことなしに、感情的にそこから立ち去ってしまう、そこがほんとうにもったいない、という意味だったのです。

私もここ数日、周囲の方々の過去の記事やコメントを読みまして、いろいろな事情を少し私なりに理解しました。それぞれ抱えられている事情は様々ですし、考え方も違う。だからそれぞれがいちばんいいと思われるやり方でギフテッドと関わればいいと思います。でもなによりもみなさんとは、同じ悩みを抱えている点でつながっていると思っています。

ただ、たとえお互いの意見が相容れないものであっても、ネットの匿名性ゆえのアンフェアにつながることのないよう、その点だけは私自身も気をつけていこうと思います。

もうひとつ。

私は数日前のまめっちママさんの記事、「ギフテッドを開かれたものにしたかったけれど」という記事を読み、またその後のコメントやお二人の追加記事を読んだのちに初めて、Hiromiさんとまめっちママのお気持ちを理解したのです。

新しく入られたお二人が、あーちゃんママが抜けられた後のギフカテにて、常にどちらかがランキングのトップとなる中で、そういう立場に戸惑いつつ、でもなんとかギフカテを盛り上げねば!と思われていたこと、よくてときどき3位くらいだった私は全く思い至ることなく過ごしていたのです!

そんなに気負わずに、とあーちゃんママはおっしゃってくださいましたけど、とても大きな存在であったあーちゃんママの後で、しかもいろいろわからなくて、という立場でなんとかしようと奮闘されたお二人のお気持ち、今更ながらに理解し強く共感しています。

そしてこの点において、お二人が思い悩まれたゆえに今回の流れに・・だったのですね。今まで全く気がつかないでいてごめんなさいね。

まめっちママさんは、ご自分の記事のせいで、と書かれていますけど、それがあったからこそこうしてお互いを少し深く理解でききたのだと思います。

一時的に(笑)Hiromi さんがここから抜けられるのは残念ですが、ブログは続けていただけるとのことですので(笑)、今後もギフテッドにまつわるあれこれのやりとりはできますし、今までより深いところでやりとりができるんじゃあないか、と思っています。

ギフテッドというテーマにて縁があってこうして出会ったのですから、これからもぜひつながっていきたい、それが私の強いそして正直な気持ちです。

で、写真。

全北半球的(笑)にまだ遠い春ですけど、今日はHiromi さんのことを思って選びました。これからもよろしくお願いしますね。

そしてみなさんそれぞれのもとにそれぞれの春が、一日も早く来るように。。

でも花の名前は聞かないで〜。


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by dksh_okys | 2014-02-12 18:31 | 今日の日記
2014年 02月 09日

虹のムコウをめざして・・

あげたい記事がありましたが、それはひとまず置いておき、ここ数日のカテゴリ内のいろいろやりとりを経たあとの日曜夜(日本時間!)に、私としても載せたい写真(↓)がありまして。
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夫は写真を趣味としていまして、よくカシャカシャ撮っています。

我が家から見える雨上がりの虹もしかりなんですが、これがまた、二重三重に見えることもよくあり、幻想的で息をのむ美しさなんです。今回のは夕焼けの虹です。

みなさん、ギフテッドの解釈、スタンスや関わり方等々、いろいろ意見はありますでしょうが、そういう意見を忌憚なく、しかし相手に対しての敬意を持ってやりとりしながら、カテゴリ内外にあまりこだわらずに「虹のムコウ」を目指しましょうよ。それが私の偽らざる気持ちです。

こういうことをストレートに言うとなんだか恥ずかしいですけど、あえてね。それじゃあみなさん、よい日曜夜を!


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by dksh_okys | 2014-02-09 17:22 | 今日の日記
2014年 02月 06日

かいけつゾロリ・ドイツ編

日本人学校の図書館にて、毎週日本語の本をあれこれ借りている息子コージですが、中でもダントツな頻度なのが「かいけつゾロリ」
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「またゾロリ~?」

読み聞かせする私も、いい加減飽きています。

でも文句を言いながらその実、読んでいる私の方がそのどうしようもない展開に思わずつい、笑ってしまう・・。 今たしか53巻? 日本に帰ると毎回数冊買わされます。

なぜ、これほどまでに小1男子を引きつけるのか??

1)忍者、海賊、かいじゅうなど、男の子の興味を網羅。
2)おなら、うん◯など下ネタ満載!
3)だじゃれやクイズ満載、言葉遊びが多い。
4)擬音語、擬態語(オノマトペ!)も多し。
5)日本の大衆文化や最近の流行について学べる。
6)カレーライス、ラーメン等、日本の(主にB級)食文化への憧れを植え付ける。
7)これらのネタをもとに日本人学校にて盛り上がること可能。

たとえば、

「ジュースを飲むのは自由っす(~っす)」

「いぬのおうちはワンルーム(ワンルーム)」

など、だじゃれ遊びだけでなく、口語日本独特の言い回しを学べるところがいい! 子ども同士の普通の会話というのは、普段は母とのやりとりのみという日本語環境では、なかなかむずかしい。

それと、義理チョコと本命チョコの違いは?とか、大食い選手権とギャルツネ(笑)など、作者の原ゆたかさんが書かれた時点での日本での季節もの、トレンドものを話の中に盛り込んでいるので、それらをビミョーな、いや時にはかなりの時差にてですが、キャッチアップできるのです。

知らなくても全く困ることはないですが、でも知っていると楽しい! 

こういうゾロリ本を読むことで、コージの中で

日本という国はおもしろい!

「日本の食べ物はおいしい!!」

「はやく日本に行きたいっ〜」

というように、

日本に対しての 憧れの気持ち

が限りなく増すようで、ということは日本語習得のためのモチベーションづくりにかなり貢献している、ということですか。
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写真は数日前に一気に書き上げた、

かいけつゾロリ「ドイツ」シリーズ「ピストル大さくせん」。

以下一部、抜粋。

どのシリーズでもそうだけど、ゾロリがくだらないうたをうたっていると、(バーン)という音がしたのです。ピストルが音を出したのです。

かいけつゾロリにへんしんすると、ながいじかんをかけてピストルであそびました。「ニヒニヒおれさまがピストルをもって(いることを)しらないだろうニヒニヒ!!」

ゾロリがつぶやくと足もとにてがみがおちていました。さて、てがみの下になにがかくれていたのでしょう。(中略)かみくずにかいてあったのは、ピストルのせけいず(設計図)でした。

・・・以下略。
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このかいけつゾロリ、ご存知のように「三度笠」に縞の合羽という格好で登場してくるのですが、これに多いに影響されて、忍者装束と同じくらいよくやっているコスプレが、(丸いクッションを頭に固定した)三度笠ルック(写真・略)です。

日本語学校の宿題作文は大嫌いですが、こういう好きなものなら延々と書けます。こうしてみると、冗談ではなく、海外に住む日本人の日本語および日本文化継承にかなり役に立っているなあと改めて思いましたよ。

いや、思ったよりもお世話になっていました = かいけつゾロリ。

あまりいやがらずに読んであげようかな。


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by dksh_okys | 2014-02-06 20:10 | コージの日本語教育
2014年 02月 01日

忍び難きを忍ぶ、術。

夜中。高い熱があって朦朧としているのにもかかわらず、「朝になっても、まだ熱があるかもしれないよね?

 これじゃあ学校 行けない よね?

真っ赤な顔で必死に訴えるコージ。
よっぽどいやなんでしょう、学校・・。

その様子を見て私もなんだか切なくなりましたよ。
それでしんみり聞いてみました。

ーどうしてそんなにいやなのかな?

「シャーハドがヤなんだ。それにベネディクトも。」

シャーハドは強い化粧品の匂い(彼女のお母さんを見ていると、さもありなん・・)がするところが、ベネディクトは声も大きく乱暴だから、という理由らしいんですが、これも多分に「臭い視覚情報」に敏感な 知覚性OE(= 過度激動) が影響しているかもしれません。

イヤ、という気持ちを持つのは仕方がないこと、合う合わないというのはどこにいってもいくつになってもあることです。

が、臭いや音に耐えられない、ということについては、もうこれはその場から離れるか、それができないのならひたすら耐え忍ぶ、しかないんでしょう。それを時間をかけて学んで行かねばならない。たいへんだと思います。

「あと、クラスが うるさすぎる んだよ。

 みんな先生の言うことをちゃんと聞いてないし、
 そのうち先生が言うのをやめちゃうんだ。

 ほんと頭来るよっ! 」

授業中に出された問題を集中してやりたい息子、でも周りの子がなんでも彼に聞いてくる、のでいつも気が散るのだそうです。

担任の先生はかなりのベテランで授業の進め方が面白いだけでなく、そういう場合もきちんと対処できる方だと思いますが、しきれない程ひどいのか。。いや、これも OE によりさらに強く不快に感じているんでしょう。

これは土曜日の日本の学校でもそうらしいですが、授業中に席に座っていられない子どももまだいるんですよね、1年生くらいだと。これが彼にとっては耐え難いようなのです。

「休み時間に3年生とか4年生がいじめるんだよ!」

途中に20分の休み時間があり、その時は雨が降っても槍が降っても全員外に出なければならない(= 教室から閉め出される)のですが、その時に知らない上級生がいじめるというのです。

いじめるといっても、体であたりに来てふざけるとか、卑猥な言葉(男の子はほんと好きよね)を言う、ということらしいですが。

注目されること、目立つことが大嫌いな息子は、

「できることなら、ほっといてっ!」

のタイプ、でも体の大きさとかミックス独特の雰囲気で本人の意に反してどうしても目立ってしまう。それでなにかとこういうふざけの対象になる、それがたまらなくイヤ、ということののようです。

自分から寄って行くのは OK だけど(これはめったにないですが)、逆に誰かが自分に寄って来るのは NG。なんとも勝手ですが幼稚園でも一貫してそうでした。そのくせ、ひとりぼっちもイヤ、難しいです。

学校の規則で休み時間に教室に居残ることもできないようですし、親が出て行くほどでもない。これも対処の仕方を自分で徐々に学ぶ以外にないんでしょう。

「なんか、おもしろい子がいないんだよね。」

仲がいいジーナンという男の子にしても、その実、なにかしっくりこないところがあるんでしょう。

考えてみれば、小1くらいでそれほど気が合う友だちを見つけられるハズがないわけで、でもみんなそれぞれ共通項を見つけた子と「友だち」づきあいをしていくんでしょう。まだ行動半径が狭い彼らにとっては、限られた場所での友だち関係が気持ちの浮き沈みを左右するのは仕方ない。

去年のまさに同じ時期に友だち関係で苦しい思いをして過呼吸気味になり、それがきっかけでIQテストを受けたこと、ギフテッドによるOEの特徴について改めて話しました。

いろいろなことを強く感じるコージのような子どもは他にもたくさんいるんだよ、コージだけが特殊ではないんだよ、と。

(あーちゃんママのブログにても、ギフテッドのアイデンテティ形成の大切さ、それをバックアップする大切さについての記事がありましたね。見つかりません、、見つけ次第リンクします。。そうそう、これこれ!あーちゃんママ、ありがとうございます!→ ギフテッドのアイデンティティ形成モデル

そのことを大筋で彼は理解していますが、だからといってそういった孤独感というか浮いている感覚がなくなるわけでもない。

始まってまだ半年経っていない今、「学校はつまらないところだ!」と結論づけられても困ります。

学校、学童以外の他の違う環境を与えてと思うのですが、OE が強く新しい環境が苦手な息子にとっては、サッカー、柔道等のスポーツはもちろん(運動大嫌い)、ピアノその他の習い事は全く拒否ですし、去年参加したギフテッドプログラムも泣いてやめたい、というので今は行っておりません。

なんだか八方ふさがりな感じもしてきました。

来週、担任の先生と面談があるので少し話せるといいのですが。

ところで写真。日本の家族にもらった忍者装束、です。

ごらんのように 毎日、コスプレ です。

なん者ひなた丸」のねことんの術( = あっと言う間に三毛猫の着ぐるみを着て、敵を驚かす!)的、奇想天外な状況打開方法、ないもんでしょうか。。

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by dksh_okys | 2014-02-01 17:04 | ドイツの小学校で。
2014年 01月 23日

あらためて、このブログにについて

ドイツ在住、現在小1の息子コージ(父=ドイツ人、母=日本人)は、1歳前からとても育てにくい子どもでした。

2012年末ごろに複数の方から、「ギフテッドではないのか」と指摘され調べた結果、ギフテッドの特徴である OE過度激動 = Overexcitabilities) がほとんど当てはまり、これまでの親子の苦しさの原因はこれだ!と確信しました。(→ コージの強い感受性はOE(過度激動)だった?

2013年3月にギフテッド診断を専門とする心理カウンセラーのもとで、ドイツにおけるウェクセラーIQテストのひとつ、HAWIK IV ( Hamburg Wechsler Intelligenz-Test für Kinder und Jugendlische)を受け、高い数値が出たことから、ギフテッドという診断に至っています。(→ ギフテッド診断まで

学校選びについて散々迷った結果(→ 小学校選択の悩み)、2013年9月より地元の公立小学校に通っていますが、日本文化と日本語習得のために土曜日は日本人学校にも通っています。ドイツ生まれドイツ育ちでありながら日本および日本語をこよなく愛し、現在も日本語優位を自認しています。(→ コージの日本語教育

家庭においては父とはドイツ語、母とは日本語をというように、二つの言語をきっちり使い分けています。

父と母のコミュニケーション手段は英語のため、それをかたわらで聞いているコージは英語で話す内容もほぼわかりつつあり、以前は手軽にできた食卓での父母の内緒話ができなくなりました・・・。

また、関西某大都市に在住経験ありの父は日本語も少々話せるため、食卓では3カ国語が飛び交います。ちなみに彼はこのブログを理解できる程度の日本語読解力もあるので、夫婦関係について詳しく書けないのがつらいところ(笑)。

母のドイツ語が少しずつ上達してきた結果、逆に英語とさらには最近日本語までもがあやしくなり、つい、一文に複数言語が混じってしまいがちな母の姿勢を厳しく指摘するのは息子、という家庭です。

このように今のところ、数学系より言語に興味関心が高いと思われる息子のOE による強い個性に日々かき回されつつ( → OE ? OK ! )
、その父(彼もギフテッドだと思われます)と母(100%定型フツーです)が奮闘する日常を綴っています。ドイツのギフテッド事情もぼちぼちと。

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by dksh_okys | 2014-01-23 21:23 | はじめて読む方へ
2014年 01月 14日

OE ? not OK ....

最近コージ君は、家でも一人でいることができません。
d0002471_12321115.jpg
夫がいない時に私がちょっとでも他の部屋に行くと「どこ行くの?」「行かないで〜」と、トイレにもついて来ようとするので、まるで、

2歳児にもどったのか!

という感じで、とても困っています。

発端は彼の現在の強い興味のひとつ、恐竜です。

ここ半年ほどは講談社の図鑑MOVEの恐竜編(これ、ほんといいです!)付属のDVDとか、BBCのドキュメンタリーDVDなどを楽しんでいたんですが、その流れで 「BBC ウォーキング with ダイナソー ~恐竜時代 太古の海へ」を観せてしまったのです。これがいけなかった。。。

このDVDのパッケージ(写真↑)を見て既に判断するべきでした。アマゾンでもかなり評判よかったのと、小さい子どもに観せている人もけっこういたのであまり深く考えなかったんです。。

科学者ナイジェル・マーヴェンが恐竜の時代を探検するという設定で、CGを駆使してつくられたこのDVD、それはそれは迫力ある映像です。でもあまりにもありすぎてコージくん、それを観て以来、玄関ホールと居間の間のドアをいつ何時でも閉めないと居間にいられない、というようになってしまいました。なんでも暗闇から、

モササウルスがやって来る!」

らしい・・・

先日、コージの友だちが来て二人で夢中で遊んでいたので、これなら大丈夫だろうと思い「下にゴミ出しに行っていい?」と聞くと、

「いやだ〜(友だちを置いて)僕も行く!」

と即答、ジャケットを引っ掛けようとしたので、ゴミ出し、延期です。。

我が家のテレビはワケあって常時ケーブルに接続していないこともあり、テレビはほとんど観ていません。その代わりに一日1本くらいなら、とDVDを観せていました。

NHKやドイツの子ども用教育番組とか、MOVEシリーズとか宮崎駿などの子ども向けDVDくらいならよかったのですが、もう7歳だしこのくらいだいじょうぶだろうと、あまり吟味せずに観せてしまった。刺激の強い映像はやはりよくよく考えるべきだったと。

冬のドイツ、どんよりとした日も多く、東南の角に位置し開放的でいつもはかなり明るい我が家も、この時期けっこう暗い雰囲気になったりします。トイレにもひとりではいけない、自分の部屋におもちゃを片付けにいけないだけでなく、私の姿がちょっとでも見えないとプチパニックになるこのごろ。

先日書いたエレベータの恐怖のように、知識を得ることで落ち着いてくる OE 過度激動)(→ コージの強い感受性はOE(過度激動)だった?)もありますが、年齢があがり自分の世界が広がるにつれて入って来る刺激も日々多くなり、それを制限しようにもできなくなる日も来るんでしょう。

その時までに自分の OE とうまくつきあう方法を少しずつ学ばなければならなりません。今でさえ全身で刺激を受け取りいっぱいいっぱいなコージくん、まだせめて親が注意してあげるべきだったのです。それなのに。。。

率先してマテリアル提供をしてしまった・・・

ごめんよ〜
母が悪かったよ〜


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by dksh_okys | 2014-01-14 12:55 | OE ? OK !